2009年12月30日〜2010年1月2日 八ヶ岳(赤岳、硫黄岳) |
30日 29日午後、みほさんと岡山発。30日未明、中央道諏訪湖SAに到着、車内で仮眠。列車で来るMリーダー、 Tさんと茅野駅で8時に落ち合う予定なので諏訪大社上社本宮に安全を期してお参りに行く。 |
初詣の準備が進んでいる 拝所 拝殿は奥にある 本宮には本殿はない |
7年に一度の御柱祭(おんばしら)で建てられた モミの巨木 今年は開催の年 諏訪大社は上社が本宮と前宮、下社が秋宮と春宮 と四カ所ある。信濃国一宮 式内社 旧官幣大社 |
|
茅野駅で二人を拾い登山口の美濃戸口へ、バスの終点でもある美濃戸口に駐車して美濃戸まで林道を歩く。 車が入らないことはないが大雪があれば出られないこともあるらしい。 |
||
林道を行く Mリーダーの荷は30キロ以上ある 野沢菜とお茶をいただく |
美濃戸山荘 ここで大休止 薪ストーブがたかれて 暖かい ここで北沢と南沢の道を分ける 北沢の林道はもう少し続く |
|
北沢を赤岳鉱泉に向かう 大同心の特異な岩峰 赤岳鉱泉名物のアイスキャンディー 小屋の上は横岳の岩峰 |
||
31日 気温が下がり、視界も悪く、風も強い、今日は赤岳から硫黄岳まで縦走の予定だが厳しいようだ。 案の定文三郎尾根に出ると烈風が吹き荒れる。先行したグループが続々下山してくるがみんな必死だ。 我々もみほさんが軽量のため難行する。横殴りの雪で顔の露出した部分がとても痛い。 それでもクサリ場に入ると多少風が落ちる。まだかまだかと登っていると頂上の標柱が吹雪の中にぼやっと 浮かび上がる。すぐ近くに固く扉を閉ざした頂上小屋も見える。寒さのためカメラは作動しない。残念無念。 下りはロープを出す。文三郎尾根の下りは風を真正面から受ける。バランスを取るのがやっとだ。 大山も風が強いがここに比べればそよ風だ。樹林帯まで下りてやっと一息ついた。 |
||
林の中にエスパースを二張り |
赤岳鉱泉全景 |
|
中山乗越 この後カメラは寒さで作動しない |
||
行者小屋までやっと下りる 凍てついたみほさん |
道理で我々の後を誰も登ってこないはずだ 電池を暖めてやっと撮影 |
|
テントは冷凍庫なので小屋で寛ぐ 夜、大晦日恒例のビンゴ大会がありみほさんは景品を獲得 した 私はテントで紅白を聴いていた |
||
1日 元旦は赤岳主稜登攀の予定だったが昨日以上に冷え込み天気も悪い 硫黄岳に行く。 途中、樹林帯で温度を確認すると−15℃ 森林限界を超えるとさらに冷え込み烈風が吹き荒れる。 体感は−30℃以下だろう。 |
||
餅入りラーメン まあこれも雑煮の内 |
出発準備をしていたら目の前をカモシカが通る 撮影は間に合わなかった カモシカの踏み跡 |
|
凍てついた森を行く 硫黄岳頂上避難小屋の陰 風を避ける 眉毛もまつげも凍り付く 下る途中 下界はよい天気だ 赤岳鉱泉に下る途中ジョウゴ沢に入る しばらく進むとF1 5bの滝が氷結している 何本か登ったがとても面白い この奥に本格的な氷瀑がある |
||
2日 結局、天候は回復せず黙々と下山する。 下山して上諏訪温泉の片倉館に寄る。立ち寄り温泉とは思えない見事な建物 浴場が言い尽くせないほど素晴らしかった。 帰りの高速はたいした混雑もなくスムーズに走れた。往復1100キロ |
||
下りるほどに寒さは和らぐ 片倉館 |
美濃戸山荘の正月飾り |