2014年6月7日 川床〜大休峠〜ユートピア〜三鈷峰〜砂すべり〜元谷



いよいよ大山も夏山シーズン幕開け、8日は山開きで大賑わいとなるので
前日に登って置くことにする

川床登山口8時発→大休峠9時半→ユートピア11時半着 12時半発→三鈷峰13時→
上宝珠越13時半→元谷15時→川床16時
 概ね設定通りに歩けた


Ak君撮影

阿弥陀川に架かる橋 増水で流されないように鎖で留めてある

下2枚OT君撮影





川床の登山口に車はいなかった 雨はやんでいるが木々はたっぷり水を含み、山は霧と言うより
雲に覆われているが降ってもたいした降りになることはないだろう よく整備されているが滑りやすい
道を大休峠をめざして進む 私を除いてみんな初めてのコースなので峠までのプロムナードを
楽しんでいる 今日の参加者 さおりちゃん、まりちゃん あとオッチャンに兄ちゃん

下2枚OT君撮影





峠からユートピアに向けて道と言うより踏み跡に近い物になる たっぷり水を含んだ木を
かき分けて進むためあっという間に全身ずぶ濡れになる カッパはどうした??
着ると暑いしなによりほとんどヤブこぎ状態のため高価なカッパが傷むから着ない
低体温症の怖さを知らないのか!!気温は高いし風もなさそうだし まあ大丈夫・・・たぶん
ほんとうに遭難したら困るけど一度痛い目に遭う必要がある


本日の核心部親指ピークを通過する 口を真一文字に結びロープを握る
ほんとうは怖いんだろうけど中々堂に入っている


オジサン達も続く 木が茂っているが断崖 岩が濡れていて気持ち悪い


ピーク直下のバンドを伝う 下のルンゼに残雪が残る

下2枚まりちゃん撮影





フィックスロープを頼りにピークを越える とりあえず核心部は越えたがまだ難所は続く


露岩(というより泥壁)をはい上がる 元々稜線に沿って道が付いていたが崩落のため
巻きの連続になる まりちゃんは登るのに必死で周りを見ていない、上の枝にザックの
ストックが掛かって外すのに苦労する こういうことは理屈ではなく経験を積まないとわからない


やっとこさ振子山にたどりつく ここから晴れていれば大山の東面が目の前だがなにも見えない
振子沢分岐まで進むとガスが薄くなって三鈷峰がぼやっと浮かぶ ユートピア避難小屋まで
もう一息とみんな頑張る 核心部は越えたので小屋に入りほっとする


大休止の後、三鈷峰に登る 幾分天気が回復して振子山あたりが時々見える


やれやれ無事到着


三鈷峰の西面も崩落が進む 登山道が危険になる前に
夏山登山道のように木道にする時期かもしれない

ギンリョウソウ、ユキザサ、アカモノ、シコクハタザオ、ウマノアシガタ、山シャクヤク、サンカヨウ、コケイラン
色々ありましたがとりあえず代表的な花


イワカガミ


マイヅルソウ


ツガザクラ


ノビネチドリ

またガスが濃くなって見通しが効かない 上宝珠越から砂すべりを下る
下の方は予想以上に雪が残っていた
元谷を経て治山林道から中ノ原、上ノ原スキー場を横切り、さらに国際スキー場を抜けて
川床に帰り着く 大山寺の駐車場は前夜祭に参加する人たちの車でごった返していた




まりちゃんもさおりちゃんも大喜びである


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