2017年9月19日〜22日(北アルプス)七倉〜船窪岳〜烏帽子岳〜野口五郎岳
                          〜水晶岳〜赤牛岳〜黒部ダム(4日目)



4時50分ヘッ電を点けて出発、今日中に帰るには扇沢行きトロリーバスの最終が17時35分、平ノ小屋からダム
まで4時間少々掛かる。平ノ渡しを12時20分の渡し船に乗る必要がある。赤牛岳から奥黒部ヒュッテまで4時間
さらに渡し場まで2時間見ておく必要がある。つまり6時には赤牛岳を発たなければならない。




5時35分裏銀座縦走路三ッ岳付近 寒くて霜柱が立つ


赤牛岳、先は立山 黒部湖の湖面を望む遠くに後立山


5時45分 なかなか遠い


5時51分日の出


6時過ぎ到着


東には三ッ岳の肩から唐沢岳が覗く


西には薬師岳


南には水晶岳遠くに槍ヶ岳


水晶岳の右に笠ヶ岳、さらに黒部五郎岳


スゴ乗越方向には富山湾が望める


読売新道7/8標識


山の奥深くに入って行くようで下山している感覚ではない


ガレた所や大きな岩を乗り越えるところもあるが概ね順調に高度を下げる


7時過ぎ6/8付近ビバークサイトがある 針ノ木岳、蓮華岳さらに鹿島槍ヶ岳、白馬岳も望める
4/8付近で単独の女性に出会うが登ってきたのは彼女だけだった


尾根は緩急を際限なく繰り返す、小さく上り返すアルバイトも多い


水量の多い東沢谷を渡る


10時過ぎきっちり4時間かかる


毎年雪が消えたら作り直しているのだろう


下廊下、黒部水平歩道に匹敵する険しい道
ここまで登山者に会わなかった


仮組みの渡し場 以前より上流に位置する 12時に到着


ダムまで乗せてくれれば船賃は惜しまないのに 12時35分着


ロッジくろよんからは舗装された遊歩道 吊り橋を渡って遊覧船乗り場
の先をトンネルに入れば地下ケーブルカー乗り場からダム堰堤にでる


以前はもう少し大きな船だったように思うが修理中の代船らしい
上廊下に入る3人組が乗っている 大勢いれば手間がいる
以前の船着き場は崩壊していた



ロッジくろよん 道は御山谷に大きく回り込む 橋を架けてくれ!!
乗り遅れたらここでもう一泊になる


16時50分 ダムの堰堤をトロリーバス乗り場に急ぐ
最終の一本前17時5分発に乗る
Miki姉さんに引っ張られてなんとか歩き通せた
完全燃焼である しばらく充電したい

まとめ
4日間に渡って北アルプスの最深部を歩いたが一般ルートとは思えないぐらいきびしかった。
バリエーションのようにルートファィンディングが必要だったり急な雪渓やロープを出すような
ことはないがアップダウンの大きな稜線、荒れた登山道、長時間の行動など体力を搾り取られた。
よく予定通り歩けたものだと思う。ザックの重さと二日目の暴風で私一人なら途中でくじけたと思う。
歩き通せたのはMiki姉さんの力が大きい。最終日は荷物も取ってもらった。
百名山完登者は強者(つわもの)であると再認識した。

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